俺様と双子達
もう英梨の意見は無視しよう。



そう決めて服の中に手を滑り込ませた。



「蒼君朝から元気だね?」

「お前って天然?」

「天然…?わかんなっ…。あっ…。」



特にやめてほしくもなさそうだ。



朝から最高…。



「蒼君って優しいよね。」

「は!?どこが…。」



朝から襲っといて優しいとか言われてる俺…。



やっぱり英梨ってどっか変。



「だって首絞めたりしないもん。」

「………。」



可哀相な英梨…。



それが普通だと思ってたのか…。



「そんな事普通はしねぇから…。」

「そうなの!?じゃあエッチしてる時に痛い事するのは変なの!?」

「変。普通自分が好きな女には痛い事しない。」

「そっか…。よかった!!」



今までどんな事されてたんだよ…。



ノーマルじゃない事は確かだな…。



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