不機嫌な彼のカミナリ注意報
5.バーベキュー
***
翌日から、笹岡さんと清瀬さんを見るとなんとなく私のほうが恥ずかしい気持ちになった。
ふたりはなにも気づいていないのか、普通にしているから私もまた自然に接するようになれた。
どうやら風見さんは、ミーティングルームの件でふたりを注意することはしなかったみたい。
それにしても、アイドル系イケメンの笹岡さんがあんなにエロい人だったとは……
いや、考えるのはやめよう。
「緒川さん、こんなの回って来ちゃいました。良かったら一緒に行きませんか?」
仕事を上がろうとした月曜日の夜、松本さんが私の席まで来てにっこりと微笑み、A4の紙を私に見せてきた。
「これ……なに?」
翌日から、笹岡さんと清瀬さんを見るとなんとなく私のほうが恥ずかしい気持ちになった。
ふたりはなにも気づいていないのか、普通にしているから私もまた自然に接するようになれた。
どうやら風見さんは、ミーティングルームの件でふたりを注意することはしなかったみたい。
それにしても、アイドル系イケメンの笹岡さんがあんなにエロい人だったとは……
いや、考えるのはやめよう。
「緒川さん、こんなの回って来ちゃいました。良かったら一緒に行きませんか?」
仕事を上がろうとした月曜日の夜、松本さんが私の席まで来てにっこりと微笑み、A4の紙を私に見せてきた。
「これ……なに?」