不機嫌な彼のカミナリ注意報
「か、風見さんって、ほら……草食系って感じですしね」
「へぇ、そう見えるのか」
「はい! 穏やかな羊さん、ですよね?」
「……んなわけないだろ」
ニヤリとした意地の悪い笑みを浮かべ、風見さんはファイルを手に私に背を向ける。
これは確実に……中身はオオカミらしい。
だけどそんな彼の魅力に気づいてしまった私は、もっともっとこの先彼にハマっていきそうだ。
この、不機嫌で無愛想な俺様の彼に ――――
「へぇ、そう見えるのか」
「はい! 穏やかな羊さん、ですよね?」
「……んなわけないだろ」
ニヤリとした意地の悪い笑みを浮かべ、風見さんはファイルを手に私に背を向ける。
これは確実に……中身はオオカミらしい。
だけどそんな彼の魅力に気づいてしまった私は、もっともっとこの先彼にハマっていきそうだ。
この、不機嫌で無愛想な俺様の彼に ――――