鈴姫伝説



それにしてもやっぱりあのマントの人、誰なの?



あの人が現れてから、ミューマが意識を失った気がする。



あの人、怪しかったし。



それ以外考えられない。



何かが心の中で引っ掛かる。




「もう少し寝てたら?」



ゆきなはミューマを再びあたしのベットに寝かせた。



しばらくすれば、規則正しい寝息が聞こえてきた。





ゆっくり休んで……。





「さて。


さっきの話の続きをしようか」




ナディの声であたしたちはまた向き合った。




< 183 / 511 >

この作品をシェア

pagetop