鈴姫伝説




──パアァアッ!!




辺りに白い光が広がる。




光が弾けて、あたしは変身していた。



強い光は止まず、ツインテールにした髪と服の袖を強く煽った。




「この風を、止めなさいよねっ!!」



叫びながらあたしは、マントの人の懐へ入る。




「っ!??」




だが、もうそこに人の影はない。






< 261 / 511 >

この作品をシェア

pagetop