鈴姫伝説





何も、何も……!




「わあああぁああっっ!! ……っ!?」




暴れていた両手が止まった。



いや、違う。



止められた。



マントの人の術によって。



身体が、動かないっ……!



──ドサッドサ……。




「……?」




何かが落ちる音がした。




「……っ!!」




目の前に無造作に転がされたのは……。







「ナディ!! ゆきなぁああ!!」































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