鈴姫伝説
窓から差し込む日はまだ明るく、昼間であることが伺えた。
まだ、暑いなぁ……。
すると、キィ……と部屋のドアが開き、誰かが入ってきた。
それは、ナディと男女の二人組だった。
あ……。
さっきの、あたしを助けてくれた……!
それと共にさっきのことが、一気にフラッシュバックした。
あたしたちは、マントの人……ガラナと戦っていて……。
その人は、千の仲間だったんだ……。
しかも、とても親密な感じだった……。
そのことを考えては、胸がえぐられる思いだった。