鈴姫伝説




「あなたたちは、女神様に騙されてる」





「……なぜ……なぜ、そんなことが言える」






ガラナの声は少し震えていて、頼りない。




いつもは、堂々としていて力強いのに……。




動揺してる……。




そんなの、簡単なことじゃない。













「そんなの、二人の本当の姿を知ってるからじゃない」













「っ!?」













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