鈴姫伝説






「魔物を封印すれば、伝説の鈴を見つけるための鍵となる鈴が手にはいる。






その鈴を集めれば、伝説の鈴のある場所が分かるはずだ。





だから……」







スッとあたしを女神は指差した。







「お前が伝説の鈴を見つけてくれば、奪ってやるつもりだった……!」









「あんたなんかに、渡しはしない!」








-ギュオオ!






頭に血が上った。





気がつけば、風を切ってあたしは女神めがけて飛び降りていた。






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