鈴姫伝説




ただ、静かに女神の声だけが響く。






「死ね。










残念だったな、もう誰もわたくしを止めることはできない。








誰も……」











-ドン!









雷は周りの霊力を巻き込んでどんどん大きくなりながら、あたしへと突っ込んでくる。








ああ、あたし、けっきょくなにもできなかった……。














-バチィッ!








雷の塊が当たって破裂する。











辺りに飛び散って光が消えた……。








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