鈴姫伝説







-ドン! ドォン!!







「くっ……」




後ろに飛んで避けると、さっき立っていた大理石の床がこなごなに砕け、辺りに飛び散った。






二つ目の球が迫って、慌てて身体をのけぞった。




それは鼻先をかすめて、壁を焦がす。





危なかった……。






女神はまたすぐに雷の球を作り出す。




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