鈴姫伝説






「俺は、お前の仲間ではない。






今まで、この身体の中にいた者に俺は操られていた。







けれど、もう、負けない。








そいつは倒した。





俺は、すずかを泣かせたくない……!」








力強い声。






女神は相変わらず唖然としている。







みすぼらしく、ポカーンと口を開けて。






顎が外れるんじゃないかって、くらい。









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