鈴姫伝説


突っ込む……!!

そう思ったのにゆきなはその数メートル前でブレーキを掛けた。


そして右手を魔物へとかざす。




──パキィッ!!




そこから、ぶわりと目に見えるほどの冷気が溢れ出す。

その冷気は徐々に形を作り出していく。





冷気は、大きな青く煌めく氷と化していた。

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