私は世界一バカだ

そんなこんなで今は…

「…やっ…山田くん!! おぉ…おはよう!!」
まだ緊張してカミカミだけど…
最近ではあいさつできるようになったの。

そしたら山田くんがニカッと笑って
「あ、青木 おはよー」
って最高のあいさつしてくれるの。

もう心臓がバクバク。
パンクしそうなくらいで…。

はぁーっ、この想い
伝えれたらなぁ。



そんなこと考えてる私に向かって
山田くんが慌てて走ってきて

「あ、そうそう!! 先生が青木のこと
呼んでたぜ!!」って教えてくれた。

先生ナイス!!(*^^)v

「…あっ…ありがとう。
職員室に行けばいいんだよね?」

「おう!! 青木、悪さでもしたのか?」

「え、えっ?いやいやいや!!そんな…っ」

「冗談だよ~ ごめんごめん」

「いやいや!! じゃ、職員室いってきます!」

「おう、いってらっしゃい~」


そして私は
くるりと後ろを向いて職員室に向かって走った

よっしゃあああああああああ!!
ちょ、今さっき
私…山田くんと話してたよね!?
やばっ…やばい。 
いい感じに会話してたよね!! 


これって、少し期待していいかな?







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