私の初恋
それからしばらくして私たちは毎日一緒に遊ぶようになった。

「怜音おかえりなさい!」
「ただいま。」
「今日のご飯はありさ特製泥だんごだよ!どうぞ召し上がれ!!」
「うぇ、ジャリジャリしてる。」
「ほんとに食べちゃったの!?はやく出して!!」
「ちょっとくらい大丈夫だよ」

怜音はあの日から私が泣かないよう見てくれていた。周りの男の子が鬼ごっこしていても私優先に遊んでくれた。

けどこんな楽しい日もすぐに過ぎ去ってしまった。
私たちは養護施設に預けられた。





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