go way
崩れおちる男。
血が流れ失神状態。
残りは一人 白金の男。
壁際に追いつめる。
男にむけナイフをむける亮。
「お前が殺したんや?」
白金の男を睨みつける。
「殺してねぇよ。勝手に自殺したんや。いい身体しっとたわ。」
笑いながら話す男。
ポケットから折りたたみナイフをとりだす。
「殺したる。お前なんか生きとる意味ないねん。」
ナイフを振り回す亮。
「亮~。」
叫ぶすばる。
「あいつマジやで。」
焦る博貴。
「いいんやん。あんなやつ死んでもかまへん。」
人事のような裕の口ぶり。
「ちゃうわ。亮が殺人犯になってもええんか。」
裕を見る隆平。
「あかん。そんなのあかん。章大のために亮をとめてや。」
叫ぶ忠義。
「殺してみろや。」
亮を挑発する男。
男めがけてナイフを振りおろす亮の手をとめる信五。
「何すんねん。離せや。」
冷たく焦点のあっていない目の亮。
「お前にやらすわけにあかんねん。」
亮のお腹を蹴りあげる信五。
倒れ咳きこむ亮。
「すまんな。亮。お前を殺人犯に出来へんねん。隆平。亮のこと頼むわ。」
亮をつれにくる隆平。
男の顔を睨む信五。