昔に迷い込んだ一人の子供

冷たい地面　いやそれよりも砂っぽい感じがする

それから暑い

まだ夏になって無いのにすっごい暑い

こんなんで寝てられるかよって思って目を開いた俺は目の前の光景に目を疑ったよ
何度も何度も目をこすった
でもやっぱり景色はかわらねぇ

「はぁぁぁぁぁぁー！」

周りからしたら超変なやつだったと思う
恥ずかしいから犬と一緒に人気のないところに行こうと思った
けど……！

俺の愛犬蓮（れん・オス）は、周りの人たちから可愛がられてた。

思わず言っちまったよ

「何この状況」
てなそしたら
なんかしんねぇけど女が俺の周りに集まってきた
「んっ？んん？んんんん？」
はっきり言わせてもらうとまったくもって意味がわからなかった

「ちょっとわたしたちとおはなししまへん？」
って言われた。

「申し訳ありませんが……」

そこまで行った時だった

「おいおい　ガキが何で声かけられてんだよ　お前むかつく」

男達がよくわからねぇ意味で俺に喧嘩吹っかけてきた

俺はスルーしようとしたんだけど
蓮に手ぇあげようとしてた
俺は腹立って殴っちゃたんだよなぁ
そしたらなんと顔面ヒット！
焦る俺
おこる男の仲間たち

よくわからないとこに連れて来られて挙句の果てには意味もなく喧嘩売られて蓮に手ぇあげようとして俺のなんかがぶちギレた

「さっきから……」

「あぁ？」

「さっきから黙って聞いてれゃ何を言い出すんだよクソガキが」

「なっ！クソガキはテメェーの方だろ！」

「あぁ？ただの妬みで関係無いしかも明らか年下俺に喧嘩吹っかけてきたじゃねぇーかそれが大人のすることなのかよ」

「くそっ　全員であのクソガキをボコボコにするぞ！」
するとそいつらの仲間五、六人位が俺めがけて切りかかってきた

面倒臭かったからそりゃあもう一瞬でノックアウトっすよ！