昔に迷い込んだ一人の子供
「あれを使う時が来たかな
隠していつも持ってて良かったかも」

「何があれを持ってて良かっただよ」

「ひっ土方さん!?!???!!!」

「で、あれってなんだ?」

「きっと、俺疲れてるんだ
だからげんか「言っとくけど幻覚じゃねぇーかんな?」

「先手必勝! おやすみなさい!」

「あっ!
ったく しょうがねぇ今日だけはほっといてやろう」



目が冷めてすぐは機嫌が悪くて物事をはっきりと出来ない

「だからかな
知らない部屋なのは
寝ぼけてるからかな
そっかー!良かったよかった
よし!おやす「さっさっと起きろガキ」

「あ゛ぁ?
うっせー黙っとけよ
俺は今超絶眠いんだよ」

あたっちまったよ土方さんに
これだから寝起きは
ってそこじゃねぇ
完璧切れてるよ?
土方さんワナワナって効果音が似合いそうなほど拳ブルブル震わせてるよ?
俺地味に怖いよ?
目が冷めそ……いやそれは無いわとりあえず寝よ

ガシッ バサッ ガシッ

布団掴んで布団と俺を引っぺがして俺を担いで歩いてるよ土方さん

子供みたいに思ってしまうからやめてほしい

大広間に連れてかれたよ

寝起きのままで

それでみんなの前に立たされた
自己紹介しろよだってさ
無理に決まってんじゃん

「んぁ 藤谷蜜宵ファーァ
藤谷蜜宵李 眠い! よろしく」

「なんだ?そのやる気のない自己紹介は?」

「へ、へ、」

「へ?」

「へっへーんだ バーカ
こちとらねみぃんだよ寝かせろ
ぶぅぁぁぁぁか!」

「「「「はっ?」」」」

その場にいた全員がはっ?て言ったその時俺は眠りについた

「んん? まだねむいよー   おっ?」

起きると土方さんと沖田さんに顔をみおろされてた

「んーと?
土方さんと沖田さん?
ん?土方さんと沖田さん?
…………はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
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