caramel





「あ、それより手当してやってよ。足とかひどいし。






私はその間服乾かすからさ。」











「はいはい。松乃さん怪我みせて」









「あ、はい」







桜から制服をうけとってドライヤーで乾かしていく









そんなこんなしてたら治療も終わって制服もすっかり乾いた












「せんせーありがとーごさいましたー!」









「はーい。もうけがすんなよー」








ゆるーくキョンキョンに挨拶して桜とふたりで暗くなった道を歩く







「桜どこ住み?」






「大路。駅の二駅先のとこ」







「あ、方向同じなんだ。私は神田のとこ。桜より一つ先だ。






方向おなじならどっかであったことあるのかな」







「ふふ。そうかもね」










ほのぼの会話しながら駅に向かう
















これ、聞いた方がいいのかな今聞かないとタイミング逃しそうだし







「桜。」







「ん?」








「どうして、いじめなんか受けてたの?」








聞いた後沈黙が続く





「あのね。」






やっぱいいよという前に桜が話しだした






「私、幼なじみがいるの。







その幼なじみがねrazuの幹部で森田龍って知ってる?






その人なの。








龍はもちろんだけど龍を通してrazuの他の幹部の人達ともなかよくなってね。






それで、なんていえばいいのかな。やっぱり暴走族と仲いいと他のチームに狙われたりしてその人達から守ってもらうために私razuの姫なの。







それで、さっきの先輩達からあんたが razuの姫なんて納得できないって関わるなってでもそんなことでみんなと離れるのはいやだったから断ったのそしたら今日みたいないじめが始まって…










そんな感じかなぁ…」





えへへって微妙な笑顔で笑って言った





私は内心聞き終えてびっくりしていた























まさかほんとにヒロインだったとは。





















そこかよ!ってツッコミは受け付けません。





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