caramel






「あっはははははははは!!!」







放課後なう










目の前ではヒィヒィいいながら朝のことを思い出して笑っている美人がひとり




せっかくの容姿が中身のせいで崩壊してる






「あっはははははははは!!!!」





「もうっ!いい加減黙ってよぅ!




このあざ一日たってもきえなかったんだよ!



キョンキョンにはドンびかれるし




みんな異様な目でみてくるんだから!」





「あははっ!いいじゃん!




これであんたもめでたく有名人だよ!プッある意味ね」





「おい!そこきこえてるぞ!」





失礼しちゃう。





あの後、自分でもばかじゃないかと、思いながらド直球に笹本さんに桜のことを聞いたら悲鳴を発しながら私の頬にビンタを一発それから教室を出てって帰ってくることはなかった。










あとから笹本さんの友達に聞いた話だと、なんでかしらないけど機嫌がすこぶる悪かったらしいその理由を聞いているところで私が話しかけて怒りが爆発っていうか八つ当たりされたのだという








なんという理不尽










それからまみちゃんは爆笑し続けるしほかの友達には異様に心配され男子にはドン引され散々だ








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