美狐はベッドの上で愛をささやく
◇あとがき◇
このたびは、私の作品にお付き合いくださり、ありがとうございました。
まだまだ拙い表現ではございますが、他サイトさんで書き上げたものをリメイク版として書き上げられたこと、嬉しく思います。
今回は、「嫉妬」についての感情を私なりに考え、題材にしてみました。
嫉妬は醜いもの。
私もこれまで、ずっとそう思っておりました。
ですが、本当は、傷ついた自分の心を体現したものが嫉妬になるのだと、気づきました。
それは、幼い頃に両親から受けた心の傷であったり。
何気ない大人からのひと言であったり。
きっと様々だと思います。
紗良のように醜いと感じるのではなく、傷ついている自分がいることを知る。
そして、嫉妬する自分を攻撃せずに、心の傷があって、嫉妬してしまうのだということを感じて生きていこう。
私は自分自身に言い聞かせ、書き綴ったものです。
紗良は紅と出会い、そして自分を愛することをこれから学んでいくことでしょう。
ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
2014'08/27
Renya