俺様王子と2℃の恋
「あの掛下さん」
「ん、三里でいいよ?」
「え、えっと……三里、さん。
私、王宮さんの女嫌いを克服しようなんて無謀なこと言っちゃって……何か良い案ありますか?」
すると三里さんは「無謀じゃないない!」と手を振って笑う。そして少しも考える素振りは見せず、机を飛び越えて私の横に来た。
「ひゃぅ!?」
「あはは! 彩花ちゃん、可愛い! サッカーしてるおかげか、体は柔らかくなるんだよねー! ほら、たまに無理な体勢とかで蹴ったりするじゃん? アレだよ、アレ!」
「は、はぁ」
いや、体の柔らかさはおいといて、どうして今机を飛びこんで来たのかが気になるんだけど……。
「ん、三里でいいよ?」
「え、えっと……三里、さん。
私、王宮さんの女嫌いを克服しようなんて無謀なこと言っちゃって……何か良い案ありますか?」
すると三里さんは「無謀じゃないない!」と手を振って笑う。そして少しも考える素振りは見せず、机を飛び越えて私の横に来た。
「ひゃぅ!?」
「あはは! 彩花ちゃん、可愛い! サッカーしてるおかげか、体は柔らかくなるんだよねー! ほら、たまに無理な体勢とかで蹴ったりするじゃん? アレだよ、アレ!」
「は、はぁ」
いや、体の柔らかさはおいといて、どうして今机を飛びこんで来たのかが気になるんだけど……。