俺様王子と2℃の恋
「おい!」
「……あ、ごめんなさい。何でもないです」
「はぁ? 何でもないって……」
心配そうに私を見る王宮さんがどこか面白くて、クスと笑みが漏れる。本当、困った顔でもイケメンだなんてどこまでカッコイイ人なんだ。
「(だけど女嫌い)」
やっぱり、せっかく彼女役してるんだし、何とか女嫌いを直してあげたい。王宮さんの彼女になる人ってきっと幸せになれるし、王宮さん自身も幸せになれると思うもの。
三里さんとあんなことになってしまったけど、女嫌いが直るなら、またタッグを組もう。もちろん、違うやり方で(二人きりにならないようにお店に行くとか!)。
「……あ、ごめんなさい。何でもないです」
「はぁ? 何でもないって……」
心配そうに私を見る王宮さんがどこか面白くて、クスと笑みが漏れる。本当、困った顔でもイケメンだなんてどこまでカッコイイ人なんだ。
「(だけど女嫌い)」
やっぱり、せっかく彼女役してるんだし、何とか女嫌いを直してあげたい。王宮さんの彼女になる人ってきっと幸せになれるし、王宮さん自身も幸せになれると思うもの。
三里さんとあんなことになってしまったけど、女嫌いが直るなら、またタッグを組もう。もちろん、違うやり方で(二人きりにならないようにお店に行くとか!)。