俺様王子と2℃の恋
「あの、こう言っちゃなんですけど。
そんなに私が面倒で鬱陶しい存在なら、さっきはよくも肩抱いたり手繋いだりできましたね?」
「……何怒ってんだよ」
「怒ってないです。聞いてるんです」
いや絶対怒ってるだろ……という視線を無視して、改めて聞いてみる。
「やっぱりやめますか?」
すると彼は、罰の悪そうな顔をしながらこう言った。
そんなに私が面倒で鬱陶しい存在なら、さっきはよくも肩抱いたり手繋いだりできましたね?」
「……何怒ってんだよ」
「怒ってないです。聞いてるんです」
いや絶対怒ってるだろ……という視線を無視して、改めて聞いてみる。
「やっぱりやめますか?」
すると彼は、罰の悪そうな顔をしながらこう言った。