狼王子とお姫様
Ⅱ
・ ・・
『今年の姫は・・・ 橘 友里さんです』
ザワザワ・・・
あた・・し?
『壇上に上がってください』
「ほらっ。友里、行って来なさいよ」
あたしはしぶしぶ壇上に向かった。
タンタン・・・
『友里さんには特別寮で僕と暮らしてもらいます』
「そん・・・」
『これはもう学園で決まったことですから』
あたしの言葉はさえぎられた
『では、これで発表を終ります』
あたしの腕を掴んで壇上を降りていく
――――――・・・「席に戻って」
彼はあたしの耳元でそうささやいた
『今年の姫は・・・ 橘 友里さんです』
ザワザワ・・・
あた・・し?
『壇上に上がってください』
「ほらっ。友里、行って来なさいよ」
あたしはしぶしぶ壇上に向かった。
タンタン・・・
『友里さんには特別寮で僕と暮らしてもらいます』
「そん・・・」
『これはもう学園で決まったことですから』
あたしの言葉はさえぎられた
『では、これで発表を終ります』
あたしの腕を掴んで壇上を降りていく
――――――・・・「席に戻って」
彼はあたしの耳元でそうささやいた