狼王子とお姫様
愛ちゃんのバカ・・



「よし!クラス発表見に行くわよ」



そういえばまだ見てなかったんだっけ?




「うん。行こー」


まだ、さっきのことを根にもちながらクラス発表場所に向かった




ドキドキドキ・・・



愛ちゃんと同じクラスじゃなかったらどうしよう。
あたしの頭はそのことでいっぱいだった




「あっあった!」



あたしよりも先に見ていた愛ちゃんが声をあげた。




「え?どこー」



あたしも急いであとを追いかける



「ここよ。ここ!」



「えっとー・・・あった!」



同じクラスだー



―――――――・・・「よかったねー」



「うん!」



て、あれ?



―――――――・・・「俺と同じクラスで・・」



あわあわ・・・



あたしがあたふたしてると



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