【完】金髪クンの恋愛事情
【直哉、香織です。
少し話があるの。中学の頃よく行った喫茶店に来てくれる?今すぐね。】
あぁ…来たよ、呼び出しが……
「行くしかないか…」
とりあえず俺は靴を履いて家を出た。
歩いて10分くらいのところに喫茶店はある。
「いらっしゃいませ。」
店員さんに笑顔で迎え入れられて香織のもとにいく。
「なにかようか?」
そう言って席に着けば、
「遅いわよ。ま、いいけど。」
文句をつけられる。