【完】金髪クンの恋愛事情
右の方をよくみると、黒澤君がいた。
私の視力はAだから黒澤君に間違いない。
ダッシュで黒澤君を追いかける。
黒澤君はちょうど信号待ちしているようだった。
そして、残り10mくらい。
「黒澤君っ!」
そう叫ぶと黒澤君はこちらを見た。
…と同時に誰かに話しかけられた。
「あれぇ?キミ学校はどうしたの?」
まさか警察?ビクッとして後ろをみるとそこにはチャラそうな人が4人ほどいた。
「いや…あの、違くて…」
私が戸惑ってると赤い髪の毛の人が私の腕を掴んだ。