【完】金髪クンの恋愛事情
「花咲が泣くことないじゃん。俺はもういいから。今は1人暮らしだし。」
優しい黒澤君の瞳にますますスカートを握りしめる手を強くすると、
「花咲、それ以上握りしめるとパンツ見えちゃうよ?」
ニコリとデリカシーのないことを言う黒澤君。
「…っ、黒澤君の変態っ!」
慌ててスカートを持つ手を離す。
「あーでも、見たかったかな。花咲のパンツ。可愛いのはいてそう。」
「はぁ?なに言ってんのっ!もう!」
このやりとりをしてても黒澤君の瞳は切なそうで辛そう。