【完】金髪クンの恋愛事情
「あっ、でも、七海ちゃんに悪いし…。
それに七海ちゃん今日、習い事ある日でしょ?」
「うん、そうだけど…。
優愛は1人じゃいろいろ危ないし、
習い事くらいどうだっていいわよ。」
そう言ってくれる七海ちゃん。
でも…
「ダメだよ、そんなの!
ほら、私は大丈夫だから先に帰って?」
やっぱり七海ちゃんには習い事に行ってほしい。
「うーん……わかったわよ。
じゃ、気をつけて帰るのよ。」
「うんっ!ありがと。バイバイ。」
私を心配してくれる七海ちゃんはやっぱり優しいなと思う。
「うん、じゃあね。」
七海ちゃんが帰ったのを確認してから図書室へ向かった。