【完】金髪クンの恋愛事情



「香織と話つけてきた。もう俺らには手出さないってさ。」




「そっか、よかった…」



香織さんが黒澤君を好きだったのかは今だに謎。


でも私は思うんだ。香織さんはいい人だって。

だから幸せになってほしい。



「黒澤君、」



特に用はないけど呼んでみると、



「違う。直哉。」



名前で呼ぶよう言われる。



「え…無理…」



そうつぶやくと黒澤君に無理矢理腕をつかまれ、壁に押し付けられる。

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