【完】金髪クンの恋愛事情
直哉君は悲しいときでも笑う癖があるけど感情表現はちゃんとしてほしい。
悲しいときは泣けばいいし、怒りたいときは怒ればいい。
でも話してもらえて嬉しかった。
聞いてて辛いものだったけど話してくれたから私は知ることが出来た。
お互いの秘密を0にしよう、なんて無理な話かもしれないけど少しでも減らしたいよね。
意見を言い合ってぶつかればいい。ケンカしたっていいじゃん。
私たちはそれだけじゃ壊れないから。
なにかあればあの図書室に行けばいい。
あの図書室は私たちの出会い、すれ違い、真実、全てを見ていた。
「直哉君、好きです。」
辛かったよね。あんな過去があったらさ。
「俺は愛してるけど?」
金髪クンの恋愛事情【END】