【完】金髪クンの恋愛事情
「だから我慢しなくていいよ。私黒澤君のこと好きだもん。」
好きな人には我慢とかしたくない。考えたことはなかったけど付き合ってるのなら当然の行為だよね。…多分。
すると黒澤君は私の頭を叩いた。
「バーカ。そう言ってくれるのは嬉しいけどさそんなに震えながら言われても。」
へ、私、震えてる…?
でも正直言うと怖いのかもしれない。初めてだし考えたこともないから。
「優愛が準備出来てからでいいよ。でも俺もそんな長く待てないから。
さっきみたいに誘ったりするなよ。」
「さそっ…!」
そうか、さっきみたいなことは誘ってると思われちゃうのか。