【完】金髪クンの恋愛事情
「いとこなの?えっ、真衣さんはあんなに優等生っぽいのに…」
「悪かったな、優等生とは対局で。
で、おまえはなんで真衣と知り合いなんだよ?」
なんでってそりゃ……
「だって隣の家だもん。」
「あー、そういうこと。
じゃ、真衣が言ってる隣の家の女の子っておまえのこと?」
隣の家の女の子…、うん、私の家にはお母さんとお父さんと弟しかいないし…
「多分私のことかな。
てか、真衣さん、私の話するの?」
「ん、まあ、結構な割合でするぞ。
ということは、俺おまえのこと結構知ってるわ。」
「そ、なんだ…。
なんかビックリだね。」
「あぁ。」