【完】金髪クンの恋愛事情
休み時間。
「優愛、あんたそんなに黒澤君と仲良かったっけ?」
なぜか怒ってる七海ちゃん。
声と表情が明らかにお怒りモードだよ…
でもまぁ、黒澤君に近づくなって言われてたのに近づいたもんね私。
「うぅ…別にいいじゃんか。
黒澤君とは昨日友達になったのっ。
ねっ、黒澤君!」
隣の席でボーッとしてる黒澤君に振る。
「はぁ?なにがだよ。」
「私と黒澤君は友達だよねっ!」
ニコニコしながらそう言うと黒澤君は少し呆れたように、
「あぁ、そうだな。」
と言った。