【完】金髪クンの恋愛事情
「は…?」
なんの話かわからなそうな顔をしてる黒澤君。
「あの、だからリモコンの機種を…」
すると黒澤君は腕を組んで考えはじめた。
「機種……機種…」
あー、つまりわかんないわけね。
「黒澤君、さすがの私でも機種がわかんなきゃわからないよ…?」
「え、頼むよ。今日録画しなきゃダメなやつ。」
どうしようか悩んでいると名案が思いついた。
「そうだっ!
私、黒澤君の家行くよっ!」
黒澤君の反応は、
「…………は?」
微妙なものだった。