【完】金髪クンの恋愛事情
「えっと…こうやって…っと。
黒澤君、出来たよ!」
私がそう言うと部屋着に着替えたらしい黒澤君が来た。
「サンキュ。助かった。」
うわぁ、部屋着の黒澤君、
なんかものすごくかっこいいんだけど…!
ボーッと黒澤君をみてると黒澤君はニヤリと笑った。
「なに?俺に見惚れてるわけ?」
「ち、ちがっ…いや、違くはないけど…もう、帰るっ!」
なんか恥ずかしくなってきたから帰ろうとすると後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「く、黒澤君⁉︎」
すると黒澤君はいつもの低音ボイスで私の耳元に
「見惚れてたんだろ?素直になれよ。」
と言った。
耳元で喋られたせいか、黒澤君の低音ボイスとイケメンボイスっていうやつのせいかよくわかんないけどゾクリとした。