【完】金髪クンの恋愛事情
「なっ⁉︎ 可愛くなんてないよ…」
「俺が好きになったんだよ。
可愛いに決まってるじゃん。
それとも花咲は俺の趣味が悪いっていいたいの?」
「違っ…そういうことじゃなくて…」
「じゃ、決まりね。送ってく。」
こうして黒澤君が送って行ってくれることになったのです。
「ねえ、黒澤君ってキャラ崩壊してるよね?昨日から…」
帰り道、私がそう聞くと黒澤君は苦笑いをした。
「あー、好きなやつのまえだとこうなるんだわ。
それが俺の本性だとでも思っといて。」
「うん…わかった。」
ってことは、黒澤君昨日くらいから私のことが好きってこと?
ひゃー、なんか恥ずかしいな…。
黒澤君、好きとわかったらすぐ行動するタイプなのかな…?
だって私、こ、告白というやつをされたから…!