【完】金髪クンの恋愛事情
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ショッピングモールの中の服屋さんについた。
キョロキョロしていると店員さんに声をかけられた。
「なにかお探しですか?」
「いえ…」
私が断ろうとすると私を遮るように七海ちゃんが口を開いた。
「この子に似合う服ってどんなのですか?」
すると店員さんは私のことをジロジロ見始めた。
「そうですね、スタイルもいいですし、とても可愛らしいお顔をされてるので、
こちらとかよろしいんじゃないですかね?」
そう言っていくつかの服を見せてくれた。