【完】金髪クンの恋愛事情
そして月曜日。
学校につくと七海ちゃんはまだ来てなかった。
あれ?おかしいな、七海ちゃんいつも来るの早いのに…
そんなことを思っていると七海ちゃんからメールが来た。
【優愛、ごめんね、今日熱で学校行けなくなっちゃった(T . T)】
「熱かぁ…」
私がそうつぶやくと、
「ん?誰が熱出したの?」
そう言って私の携帯を覗き込む黒澤君がいた。
「く、黒澤君、お、おはよっ!」
「おはよう。で、あの女熱出したんだ。
…おまえ、あの女以外に友達いるわけ?」
黒澤君にそう言われて気づく。