王子様の逆アプローチ


私は麻耶に嘘をついて屋上に来た



屋上にはもう光くんが来ていて


二人でチャイムが鳴るまでお弁当を食べながら話した。



「光くん、付き合っている人がいるんだね」



「うん…でも別れた」



「そうなんだ…」


気まずくなったときにちょうど、

チャイムが鳴った



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