Secret
入会
翌朝・・・
旦那は3日分の着替えを持って・・朝から出かけた・・・。
私は家の前で見送り・・・またタバコを吸いに行った・・・。
今日から3日旦那はいない・・今日スクール行って・・・買い物でもしようかな・・。
マジエステとかも行こうかなー・・・。
旦那がいないってだけで・・ウキウキする私って・・(笑)ヤバイ???
12時だから・・・11時に出れば大丈夫かなぁ・・・。
でもワクワクしすぎて・・・早めに着替えだした・・・。
久々だよな・・。お出かけ・・何着ていこうかな・・・。
クローゼットを開き・・・大好きな洋服を広げ・・・ヒールを出した・・・。
元々モデルをやっていた私は・・洋服は大好き・・お洒落が大好きだった・・・。
身長は小さいが・・それなりに雑誌の表紙などには出ていた・・・。
こっちのワンピにしようかな・・・それとも・・こっち??靴は・・・
相手はいないがデートの前のような気持ち・・・。
バックはこれ・・・美佳がイタリアで買ってきてくれた・・・。
お化粧も久々に気合が入った・・・旦那はしてもしなくても反応は一緒・・・。
やっぱ7歳の差ってデカいのかな・・・・。
結局黒のワンピに白いカーディガンを肩に掛け・・・念のため伊達メガネをし・・・家を出た・・。
引退して1年は経ったが・・・街に出ると声をかけられることが多かった・・・
なのにあんなスクールに行ってイイものなのか??(笑)
電車に乗って・・・景色を眺めた・・・
遠くに海・・・あの日・・・あの撮影が・・・最後だったな・・・
かき氷の日・・・。
また・・・戻りたいな・・・。
スクールの最寄駅につき・・・駅からは5分足らず・・・
大きなビルが沢山ある中・・・15階建ての綺麗なビルを見つけた・・・・
一階にはコンビニ・・・奥に入ると・・・エレベーターがあった・・・。
案内図を見ると・・・5階から15階までスクールなんだ・・・・へぇ・・・
ボーーっと見てると・・・エレベーターのボタンが押された・・。
「あ・・」私が横を見ると・・・大きな男の人・・・。髪は長くもなく短くもなく・・・綺麗な栗色の・・少しガッチリしたスーツの人・・・。
エレベーターが来て・・・その人は乗り込んだ・・・。
私も慌てて乗って・・10階を押そうとしたらその人が押し・・・・
ん・・・??この人って・・・私はじーーっと顔を見た・・・。
「・・・・・(笑)12時からの子??」その人はこっちを見て笑った・・。
・・・・笑った・・・・この人・・・やっぱ・・HPに載ってた人だ・・・・。
「あ・・・はい・・」
マジこんなに格好いい人いんだ・・・。
「・・・・(笑)あのさ・・口開いてるよ??」
「はっ・・・・」私は口を抑え・・顔を赤くした・・。
「(笑)可愛いね??・・・緊張してる??」
「あ・・・えっと・・まぁ・・多分(笑)」
「・・・(笑)・・・そっか・・大丈夫だよ??みんな優しいから・・・」
そう言うと10階に到着・・・
その人はドアを抑えててくれた・・・。
「・・・また、会えるといいね??(笑)頑張ってね??」そう言って奥の部屋に入って行った・・・。
・・・・超格好いいし・・・・
その笑顔に吸い込まれそうだった・・・
すると・・カウンターからスラッとした・・・少し落ち着きのある感じの男性が出てきた・・・。
「結城様ですか??(笑)」
あ・・・この声・・・・昨日の・・・
「はい・・・(笑)」
「お待ちしておりました(笑)・・・今お茶をお持ちいたしますので、こちらお掛けください(笑)」
ソファーに案内され・・・私は辺りを見回した・・・。
綺麗なとこだな・・・・久々に家を出てこんな場所あんま来ないし・・・。
「結城様・・(笑)落ち着かないですか??」その人はお茶を差し出し笑って言った。
「あ・・なんか(笑)綺麗なとこだなぁーって・・・」
「(笑)・・・私昨日お電話でお話をしました堂本です・・・。宜しくお願い致します。」堂本は笑って私に名刺を出した。
「あ・・・お願いします・・・」
「では・・(笑)本校の説明に入らせていただいて・・・宜しいですか?」堂本はニコニコ笑って言った。
「あ・・・はい・・(笑)」
「本校は・・性生活向上の為のお手伝いをさせていただく学校になります・・。結城様はご結婚を・・なさってますか??」
「あ・・・一応・・・」
「・・・・一応・・・??(笑)」
「・・・ん・・出来ちゃった婚で・・付き合ってなかったし・・・でも・・流産して・・・好きっていう感情がなかったから・・・もう冷め切ってるっていうか・・・7歳上だし・・話が合わないっていうか・・つまらなくて・・・。」
「あ・・・そうなんですか??(笑)・・・ご主人様との性生活の向上目的では・・・」
「・・・んーー・・旦那のためっていうか・・・自分の為??・・・もう女を忘れちゃいそうで・・・。嫌なんです・・・。」
「・・・(笑)・・結城様は・・・正直ですね・・(笑)でも・・やっぱ、一番は自分自身のためでしょうね??」
「・・・・(笑)」
「我が校は・・そういった悩みの方沢山おられますよ??・・・一応コースがございまして・・初級が・・コミュニケーションとボディタッチ・・キス・・スキンシップの取り方・・レベルを上げていくと性感帯チェック・・更に上げると・・セックスの行為・・に至ります・・。だいたい皆様レベルを徐々に上げていただいてます・・。」
「・・・・へぇ・・・」
「授業は週3回・・・フリーパスを購入頂くと毎日でも通っていただけます・・・(笑)」
「ま・・・毎日・・・(笑)」
「はい(笑)・・・講師の方は・・・本校だけで70人・・・。基本的には、最大5人まで選んでいただきその中で毎回回していきます・・・。メイン講師をその中で1名決めていただくとメインに関しては連続2回まで指名が可能です(笑)それ以上ですと、一周していただいてまた戻る感じになります・・。」
そんなにいるんだ・・・みんな格好いいのかな・・・・。
「後は、独占コースと言って・・・希望の講師1名を最後まで独占できるモノがございます。そちらはその間講師自体も結城様一本・・フリーを使うとその講師が休みの日以外はいつでも来ていただいて大丈夫です。ただ、独占には追加料金が発生いたします・・・。」
独占・・・・。
「・・・あのぉ・・・料金って100万って書いてあったんですが・・・・」
「はい(笑)・・・金額は基本100万円・・フリーパスで10万円・・独占をされる場合・・20万別途かかってまいります・・・。」
「・・・・そっか・・・あの・・5人選ぶって・・・」
「はい・・・(笑)結城様のデーターと照合し・・・年齢なども考慮し選別していきます。そこから結城様に写真やタイプを確認しながら選んでいただきます。」
「ふぅーん・・・そうなんだ・・・あのぉ・・・皆・・・堂本さんとか・・・さっきの人とかみたいに格好いいんですか??」
「・・・・(笑)・・そう言って頂けて嬉しいです・・・。タイプは色々・・なるべくは端麗なものを揃えておりますが、もしご入会いただけるようでしたら顔を見ながら選べますので・・・(笑)」
「・・・・そっかぁ・・・」私はボーッとしながら資料を眺めた・・。
堂本さんは私をじっと見つめ笑いながら・・・
「もしよかったら・・今日お試し無料が出来ますけど・・・(笑)」
「お試しっ??・・・・」
お試しって何すんだっ??・・・・何試すのっ??
ビックリした顔で堂本を見た・・・。
「(笑)結城様は表情が豊かですよね・・・??・・・確か・・・モデルさんで??」
「あー・・・去年引退したんですけど・・・・本当は復帰したくって・・・」
「まだまだ若いし・・(笑)やっぱり可愛らしいから・・全然現役かと・・・」
「・・・いやいや、・・・主人に・・・許してもらえなくて・・・主人はカメラマンだから・・・やっぱ嫌みたいで・・・」
「なんか・・可能性があるのに勿体無いですね・・・・」
「・・・丁度・・去年が・・ピークだったから・・私も諦められなくって(笑)・・・あの・・後・・ここって・・他の女の人と会ったりとかって・・・。」
「あ・・(笑)エレベーターは同情しない限り他の階で止まることもないですし、1フロア貸切になりますので他の方と顔を合わせることはありません。後は・・・結城様がいらっしゃることも漏れることはございません。一応プロフィールに記載されますが、担当講師が情報を漏らすこともございません(笑)」
・・・そっか・・・・
「どういたしましょうか??(笑)お試しされますか??」
「・・・お試しは・・・・担当って・・・」
「(笑)今空いてるものを確認しましょうね?・・・先ほどの者も空いてますよ??」堂本は笑って言った。
「・・・あ、さっきの・・・」
あの人格好良かったな・・・・。
「・・・・さっきの人・・・が・・いいです・・」思わず言ってしまった。
「・・・(笑)わかりました・・・では、呼んでまいりますので・・こちらの部屋にどうぞ??(笑)」堂本は立ち上がり部屋の横の扉を開けた・・・。
私は立ち上がって・・中を覗くと・・・6畳くらいの小さな部屋・・・。
「ソファーでお座りになってお待ちください(笑)」堂本は言った・・。
私はゆっくり入っていって・・・ソファーにバックを置いた・・・。
・・・・なんか、普通の部屋だな・・・。
他の人ってどんだけ格好いいんだろう・・・・
最近格好いい人なんて見てなかったしな・・・。一人でウロウロしていると・・・・ドアが開いて・・・
「あーーっ・・・(笑)呼んでくれてありがとうっ!!」さっきの人が笑って入ってきた・・・。
「・・・・あっ、すいません・・忙しいのに・・・」
「・・・(笑)ううん、もっと話したいなぁーって思ってたから嬉しいよ!・・・座って??」
私は少し緊張しながら・・・ソファーに座った・・・。
「隣に座ってもいい??(笑)」その人は言った。
「あ・・・はいっ・・・」
「(笑)・・・じゃ、失礼します・・・」その人は隣に座って・・・こっちを見た・・。
わわわ・・・超格好いいな・・・・緊張ーー・・・。
「名前・・・(笑)・・涼って言います・・・」
ホストみたい・・・(笑)自己紹介・・・。
「あ・・・あの・・」
「結城ちゃん・・だよね??(笑)」
「あ・・はい・・(笑)」
「お洒落だね・・・可愛いワンピース(笑)モデルさんだもんね??」
「あ・・でも・・もう引退したし(笑)」
「そうなのっ??・・・まだまだこれからな感じなのにね・・もうやらないんだ??」
「やりたいんだけど・・・旦那がダメって・・・」
「・・・・きっとさ、可愛いから心配なんじゃない?(笑)」
可愛い??・・・・久々言われたな・・・・。
「・・・・そんなんじゃないんだと・・・(笑)女扱いされないし・・・」
「そうかなぁ・・俺だったら・・心配だな(笑)可愛いし・・・」
あ、また言った(笑)
「結城ちゃんはさ、何か好きな食べ物とかある??(笑)」
「んーー・・・。フルーツが好き(笑)苺とか・・・桃とか・・(笑)」
「苺美味しいよね??(笑)ショートケーキ好き??」
「あーーっ・・大好き(笑)ケーキ大好き・・・最近食べてないなぁ・・後・・・アイスとか・・・かき氷とか・・・大好き(笑)」
「・・・・(笑)なんか・・可愛いね??すっごい幼い・・・」
・・・・幼い・・・ガキみたいだったかな・・・・
「あ・・・ガキっぽいんですよね・・・(笑)ダメだなー・・・」
「なんで??可愛いじゃん(笑)素直で・・・」
「そうかな・・・もっとさ・・こうムンムンな色気とか??欲しいなぁ・・・」
「ムンムン??(笑)・・・そのままで十分色っぽいんじゃない??」
ドキッ・・・・(笑)・・・んー・・一々嬉しいこと言ってくれるな・・・(笑)
ホストクラブみたい(笑)
旦那は3日分の着替えを持って・・朝から出かけた・・・。
私は家の前で見送り・・・またタバコを吸いに行った・・・。
今日から3日旦那はいない・・今日スクール行って・・・買い物でもしようかな・・。
マジエステとかも行こうかなー・・・。
旦那がいないってだけで・・ウキウキする私って・・(笑)ヤバイ???
12時だから・・・11時に出れば大丈夫かなぁ・・・。
でもワクワクしすぎて・・・早めに着替えだした・・・。
久々だよな・・。お出かけ・・何着ていこうかな・・・。
クローゼットを開き・・・大好きな洋服を広げ・・・ヒールを出した・・・。
元々モデルをやっていた私は・・洋服は大好き・・お洒落が大好きだった・・・。
身長は小さいが・・それなりに雑誌の表紙などには出ていた・・・。
こっちのワンピにしようかな・・・それとも・・こっち??靴は・・・
相手はいないがデートの前のような気持ち・・・。
バックはこれ・・・美佳がイタリアで買ってきてくれた・・・。
お化粧も久々に気合が入った・・・旦那はしてもしなくても反応は一緒・・・。
やっぱ7歳の差ってデカいのかな・・・・。
結局黒のワンピに白いカーディガンを肩に掛け・・・念のため伊達メガネをし・・・家を出た・・。
引退して1年は経ったが・・・街に出ると声をかけられることが多かった・・・
なのにあんなスクールに行ってイイものなのか??(笑)
電車に乗って・・・景色を眺めた・・・
遠くに海・・・あの日・・・あの撮影が・・・最後だったな・・・
かき氷の日・・・。
また・・・戻りたいな・・・。
スクールの最寄駅につき・・・駅からは5分足らず・・・
大きなビルが沢山ある中・・・15階建ての綺麗なビルを見つけた・・・・
一階にはコンビニ・・・奥に入ると・・・エレベーターがあった・・・。
案内図を見ると・・・5階から15階までスクールなんだ・・・・へぇ・・・
ボーーっと見てると・・・エレベーターのボタンが押された・・。
「あ・・」私が横を見ると・・・大きな男の人・・・。髪は長くもなく短くもなく・・・綺麗な栗色の・・少しガッチリしたスーツの人・・・。
エレベーターが来て・・・その人は乗り込んだ・・・。
私も慌てて乗って・・10階を押そうとしたらその人が押し・・・・
ん・・・??この人って・・・私はじーーっと顔を見た・・・。
「・・・・・(笑)12時からの子??」その人はこっちを見て笑った・・。
・・・・笑った・・・・この人・・・やっぱ・・HPに載ってた人だ・・・・。
「あ・・・はい・・」
マジこんなに格好いい人いんだ・・・。
「・・・・(笑)あのさ・・口開いてるよ??」
「はっ・・・・」私は口を抑え・・顔を赤くした・・。
「(笑)可愛いね??・・・緊張してる??」
「あ・・・えっと・・まぁ・・多分(笑)」
「・・・(笑)・・・そっか・・大丈夫だよ??みんな優しいから・・・」
そう言うと10階に到着・・・
その人はドアを抑えててくれた・・・。
「・・・また、会えるといいね??(笑)頑張ってね??」そう言って奥の部屋に入って行った・・・。
・・・・超格好いいし・・・・
その笑顔に吸い込まれそうだった・・・
すると・・カウンターからスラッとした・・・少し落ち着きのある感じの男性が出てきた・・・。
「結城様ですか??(笑)」
あ・・・この声・・・・昨日の・・・
「はい・・・(笑)」
「お待ちしておりました(笑)・・・今お茶をお持ちいたしますので、こちらお掛けください(笑)」
ソファーに案内され・・・私は辺りを見回した・・・。
綺麗なとこだな・・・・久々に家を出てこんな場所あんま来ないし・・・。
「結城様・・(笑)落ち着かないですか??」その人はお茶を差し出し笑って言った。
「あ・・なんか(笑)綺麗なとこだなぁーって・・・」
「(笑)・・・私昨日お電話でお話をしました堂本です・・・。宜しくお願い致します。」堂本は笑って私に名刺を出した。
「あ・・・お願いします・・・」
「では・・(笑)本校の説明に入らせていただいて・・・宜しいですか?」堂本はニコニコ笑って言った。
「あ・・・はい・・(笑)」
「本校は・・性生活向上の為のお手伝いをさせていただく学校になります・・。結城様はご結婚を・・なさってますか??」
「あ・・・一応・・・」
「・・・・一応・・・??(笑)」
「・・・ん・・出来ちゃった婚で・・付き合ってなかったし・・・でも・・流産して・・・好きっていう感情がなかったから・・・もう冷め切ってるっていうか・・・7歳上だし・・話が合わないっていうか・・つまらなくて・・・。」
「あ・・・そうなんですか??(笑)・・・ご主人様との性生活の向上目的では・・・」
「・・・んーー・・旦那のためっていうか・・・自分の為??・・・もう女を忘れちゃいそうで・・・。嫌なんです・・・。」
「・・・(笑)・・結城様は・・・正直ですね・・(笑)でも・・やっぱ、一番は自分自身のためでしょうね??」
「・・・・(笑)」
「我が校は・・そういった悩みの方沢山おられますよ??・・・一応コースがございまして・・初級が・・コミュニケーションとボディタッチ・・キス・・スキンシップの取り方・・レベルを上げていくと性感帯チェック・・更に上げると・・セックスの行為・・に至ります・・。だいたい皆様レベルを徐々に上げていただいてます・・。」
「・・・・へぇ・・・」
「授業は週3回・・・フリーパスを購入頂くと毎日でも通っていただけます・・・(笑)」
「ま・・・毎日・・・(笑)」
「はい(笑)・・・講師の方は・・・本校だけで70人・・・。基本的には、最大5人まで選んでいただきその中で毎回回していきます・・・。メイン講師をその中で1名決めていただくとメインに関しては連続2回まで指名が可能です(笑)それ以上ですと、一周していただいてまた戻る感じになります・・。」
そんなにいるんだ・・・みんな格好いいのかな・・・・。
「後は、独占コースと言って・・・希望の講師1名を最後まで独占できるモノがございます。そちらはその間講師自体も結城様一本・・フリーを使うとその講師が休みの日以外はいつでも来ていただいて大丈夫です。ただ、独占には追加料金が発生いたします・・・。」
独占・・・・。
「・・・あのぉ・・・料金って100万って書いてあったんですが・・・・」
「はい(笑)・・・金額は基本100万円・・フリーパスで10万円・・独占をされる場合・・20万別途かかってまいります・・・。」
「・・・・そっか・・・あの・・5人選ぶって・・・」
「はい・・・(笑)結城様のデーターと照合し・・・年齢なども考慮し選別していきます。そこから結城様に写真やタイプを確認しながら選んでいただきます。」
「ふぅーん・・・そうなんだ・・・あのぉ・・・皆・・・堂本さんとか・・・さっきの人とかみたいに格好いいんですか??」
「・・・・(笑)・・そう言って頂けて嬉しいです・・・。タイプは色々・・なるべくは端麗なものを揃えておりますが、もしご入会いただけるようでしたら顔を見ながら選べますので・・・(笑)」
「・・・・そっかぁ・・・」私はボーッとしながら資料を眺めた・・。
堂本さんは私をじっと見つめ笑いながら・・・
「もしよかったら・・今日お試し無料が出来ますけど・・・(笑)」
「お試しっ??・・・・」
お試しって何すんだっ??・・・・何試すのっ??
ビックリした顔で堂本を見た・・・。
「(笑)結城様は表情が豊かですよね・・・??・・・確か・・・モデルさんで??」
「あー・・・去年引退したんですけど・・・・本当は復帰したくって・・・」
「まだまだ若いし・・(笑)やっぱり可愛らしいから・・全然現役かと・・・」
「・・・いやいや、・・・主人に・・・許してもらえなくて・・・主人はカメラマンだから・・・やっぱ嫌みたいで・・・」
「なんか・・可能性があるのに勿体無いですね・・・・」
「・・・丁度・・去年が・・ピークだったから・・私も諦められなくって(笑)・・・あの・・後・・ここって・・他の女の人と会ったりとかって・・・。」
「あ・・(笑)エレベーターは同情しない限り他の階で止まることもないですし、1フロア貸切になりますので他の方と顔を合わせることはありません。後は・・・結城様がいらっしゃることも漏れることはございません。一応プロフィールに記載されますが、担当講師が情報を漏らすこともございません(笑)」
・・・そっか・・・・
「どういたしましょうか??(笑)お試しされますか??」
「・・・お試しは・・・・担当って・・・」
「(笑)今空いてるものを確認しましょうね?・・・先ほどの者も空いてますよ??」堂本は笑って言った。
「・・・あ、さっきの・・・」
あの人格好良かったな・・・・。
「・・・・さっきの人・・・が・・いいです・・」思わず言ってしまった。
「・・・(笑)わかりました・・・では、呼んでまいりますので・・こちらの部屋にどうぞ??(笑)」堂本は立ち上がり部屋の横の扉を開けた・・・。
私は立ち上がって・・中を覗くと・・・6畳くらいの小さな部屋・・・。
「ソファーでお座りになってお待ちください(笑)」堂本は言った・・。
私はゆっくり入っていって・・・ソファーにバックを置いた・・・。
・・・・なんか、普通の部屋だな・・・。
他の人ってどんだけ格好いいんだろう・・・・
最近格好いい人なんて見てなかったしな・・・。一人でウロウロしていると・・・・ドアが開いて・・・
「あーーっ・・・(笑)呼んでくれてありがとうっ!!」さっきの人が笑って入ってきた・・・。
「・・・・あっ、すいません・・忙しいのに・・・」
「・・・(笑)ううん、もっと話したいなぁーって思ってたから嬉しいよ!・・・座って??」
私は少し緊張しながら・・・ソファーに座った・・・。
「隣に座ってもいい??(笑)」その人は言った。
「あ・・・はいっ・・・」
「(笑)・・・じゃ、失礼します・・・」その人は隣に座って・・・こっちを見た・・。
わわわ・・・超格好いいな・・・・緊張ーー・・・。
「名前・・・(笑)・・涼って言います・・・」
ホストみたい・・・(笑)自己紹介・・・。
「あ・・・あの・・」
「結城ちゃん・・だよね??(笑)」
「あ・・はい・・(笑)」
「お洒落だね・・・可愛いワンピース(笑)モデルさんだもんね??」
「あ・・でも・・もう引退したし(笑)」
「そうなのっ??・・・まだまだこれからな感じなのにね・・もうやらないんだ??」
「やりたいんだけど・・・旦那がダメって・・・」
「・・・・きっとさ、可愛いから心配なんじゃない?(笑)」
可愛い??・・・・久々言われたな・・・・。
「・・・・そんなんじゃないんだと・・・(笑)女扱いされないし・・・」
「そうかなぁ・・俺だったら・・心配だな(笑)可愛いし・・・」
あ、また言った(笑)
「結城ちゃんはさ、何か好きな食べ物とかある??(笑)」
「んーー・・・。フルーツが好き(笑)苺とか・・・桃とか・・(笑)」
「苺美味しいよね??(笑)ショートケーキ好き??」
「あーーっ・・大好き(笑)ケーキ大好き・・・最近食べてないなぁ・・後・・・アイスとか・・・かき氷とか・・・大好き(笑)」
「・・・・(笑)なんか・・可愛いね??すっごい幼い・・・」
・・・・幼い・・・ガキみたいだったかな・・・・
「あ・・・ガキっぽいんですよね・・・(笑)ダメだなー・・・」
「なんで??可愛いじゃん(笑)素直で・・・」
「そうかな・・・もっとさ・・こうムンムンな色気とか??欲しいなぁ・・・」
「ムンムン??(笑)・・・そのままで十分色っぽいんじゃない??」
ドキッ・・・・(笑)・・・んー・・一々嬉しいこと言ってくれるな・・・(笑)
ホストクラブみたい(笑)