可愛いなんてバカらしい
「お前、この短い時間でよくここまで集めたな.....。」


「LINEとTwitter♪」


万里めぇー、やることが早ぇな。


教室はどんどん騒がしくなっていき、息詰まってきた。


「海斗ー、教室出ようぜぇ。」


「ん、おっけー。」


深いため息をつき、海斗を連れて教室を出た。


「おーい、真琴?どこ行くんだよ。」


「屋上。お前は来んなよ。」


万里は「ほいほーい」と手を振り、再びクラスの中心に戻っていった。
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