可愛いなんてバカらしい
ラベンダーのいい匂いが俺の体を包み込む。
「生徒会長......いい匂い.....。」
「......落ち着いたら離れますので今はこのままで....。」
生徒会長はぎゅっと俺を包み込んで、母さんの暖かさを感じさせてくれる。
母さんってこんな感じなのかな....。
生徒会長暖かい...。
落ち着く....。
「生徒会長.....俺さ、両親がいないんだ。」
こんなこと言っても涙が溢れてくるだけ。
でも、言いたいんだ。
「俺が8歳の誕生日のときに事故にあっちまってさ....。俺だけ生きて、俺だけ身体に血が流れて.....。寂しいんだよ....。」
本音を言った。
そうだ、俺寂しかったんだ。ずっと。
小学校の授業参観に親がこない。
みんなは来てるのにどうして俺だけ.......。
涙が溢れて溢れて、言葉も発せない。
「......辛かったんですよね...?
でも、大丈夫ですよ。
ご両親は亡くなられても側にいるんですよ?
寂しいなんて言っちゃ、側にいるご両親が悲しみますよ....。」
生徒会長はよりいっそう俺のことを強く抱きしめてくれた。
「...そうだよな......ありがとう、生徒会長。」
「生徒会長......いい匂い.....。」
「......落ち着いたら離れますので今はこのままで....。」
生徒会長はぎゅっと俺を包み込んで、母さんの暖かさを感じさせてくれる。
母さんってこんな感じなのかな....。
生徒会長暖かい...。
落ち着く....。
「生徒会長.....俺さ、両親がいないんだ。」
こんなこと言っても涙が溢れてくるだけ。
でも、言いたいんだ。
「俺が8歳の誕生日のときに事故にあっちまってさ....。俺だけ生きて、俺だけ身体に血が流れて.....。寂しいんだよ....。」
本音を言った。
そうだ、俺寂しかったんだ。ずっと。
小学校の授業参観に親がこない。
みんなは来てるのにどうして俺だけ.......。
涙が溢れて溢れて、言葉も発せない。
「......辛かったんですよね...?
でも、大丈夫ですよ。
ご両親は亡くなられても側にいるんですよ?
寂しいなんて言っちゃ、側にいるご両親が悲しみますよ....。」
生徒会長はよりいっそう俺のことを強く抱きしめてくれた。
「...そうだよな......ありがとう、生徒会長。」