可愛いなんてバカらしい
え?どういうこと?
「私ね、初めてなのよ....。こんな気持ち....。」
こんな気持ちとは?
「え?どういうこと?」
「渡辺くんといると、息苦しいの。
心臓がドクンドクンいって、顔が熱くなってきて恥ずかしくなるの。」
え、それってさ.....。
「それって、『好き』ってこと?」
「わかんないよ....こんな気持ち初めてなのよぉ...」
絵美ちゃんって案外、こういうのは初心者なんだぁ。
可愛いとこあるじゃん。
そういえば、さっき怒っちゃったなぁ…。
「そっか.....。さっきは俺も言い過ぎたな....。ごめんな。」
「いいよ、私が言わなかったのがいけなかったんだし!」
絵美ちゃんは少し赤い顔で「えへへ」と笑った。
.......って、これってさ相思相愛だよな?
海斗を生徒会に入れたらカップル完成じゃん!
「絵美ちゃん、海斗を生徒会に入れてもらえないかな?
あいつ、絵美ちゃんとどうしても同じ立場に居たいんだって。
ダメかな?」
絵美ちゃんは少し悩んでから唸り出した。
「うぅぅぅ、やっぱり恥ずかしいよぉぉ。」
仕事に支障が出るのは確かに良くない。
うーん、何かいい案があれば....。
「あれ?真琴?
今、会議中なんじゃねぇの?」
いきなりの第三者の声。
「おぉ、万里。お前こそ何やってんだよ。」
「通りすがりだよ。何々?この可愛い子誰ぇ?紹介しろよ~♪」
あー、めんどくせぇなぁ。
「庶務の平田絵美ちゃんだよ。」
「俺は須依万里♪よろしくね♪」
「よろしく....」
そうだ、試しに万里に言ってみるか。
「なぁ、万里。」
「ん?」
「友達の話なんだけどさ、自分が入っている部活に好きな人が入ってくるってなったらどうする?」
万里は少し考えて、無邪気な笑顔を見せた。
「俺なら、一緒に頑張るかな。
一緒に壁を乗り越えていきたいし、とりあえず一緒に居れるならそれでいいや。」
「でも、緊張して集中できないって言ってるんだよ。」
万里は頭の後ろで腕を組み、言った。
「それってさ、好きって証拠だろ?
良いことじゃねぇか。
そんなの恋愛では当たり前のことだよ。
気にすることねぇよ。」
「私ね、初めてなのよ....。こんな気持ち....。」
こんな気持ちとは?
「え?どういうこと?」
「渡辺くんといると、息苦しいの。
心臓がドクンドクンいって、顔が熱くなってきて恥ずかしくなるの。」
え、それってさ.....。
「それって、『好き』ってこと?」
「わかんないよ....こんな気持ち初めてなのよぉ...」
絵美ちゃんって案外、こういうのは初心者なんだぁ。
可愛いとこあるじゃん。
そういえば、さっき怒っちゃったなぁ…。
「そっか.....。さっきは俺も言い過ぎたな....。ごめんな。」
「いいよ、私が言わなかったのがいけなかったんだし!」
絵美ちゃんは少し赤い顔で「えへへ」と笑った。
.......って、これってさ相思相愛だよな?
海斗を生徒会に入れたらカップル完成じゃん!
「絵美ちゃん、海斗を生徒会に入れてもらえないかな?
あいつ、絵美ちゃんとどうしても同じ立場に居たいんだって。
ダメかな?」
絵美ちゃんは少し悩んでから唸り出した。
「うぅぅぅ、やっぱり恥ずかしいよぉぉ。」
仕事に支障が出るのは確かに良くない。
うーん、何かいい案があれば....。
「あれ?真琴?
今、会議中なんじゃねぇの?」
いきなりの第三者の声。
「おぉ、万里。お前こそ何やってんだよ。」
「通りすがりだよ。何々?この可愛い子誰ぇ?紹介しろよ~♪」
あー、めんどくせぇなぁ。
「庶務の平田絵美ちゃんだよ。」
「俺は須依万里♪よろしくね♪」
「よろしく....」
そうだ、試しに万里に言ってみるか。
「なぁ、万里。」
「ん?」
「友達の話なんだけどさ、自分が入っている部活に好きな人が入ってくるってなったらどうする?」
万里は少し考えて、無邪気な笑顔を見せた。
「俺なら、一緒に頑張るかな。
一緒に壁を乗り越えていきたいし、とりあえず一緒に居れるならそれでいいや。」
「でも、緊張して集中できないって言ってるんだよ。」
万里は頭の後ろで腕を組み、言った。
「それってさ、好きって証拠だろ?
良いことじゃねぇか。
そんなの恋愛では当たり前のことだよ。
気にすることねぇよ。」