生意気な年下の彼
「だーかーらー、好きな子にいきなりキスできるかって聞いてんの」
「…これからしますって言う方がおかしくね?」
「あーそうじゃなくて、告白するより前にできるかってこと」
うまく伝えられないもどかしさからか、姉である遥(はるか)は少し苛立ちを含めた口調で言う。
「相手も自分のこと好きそうだなーってわかってて、いい雰囲気になってたらイケそう?」
「別にイケんじゃん?」
やっと質問がゲームからきてるものだと気づいた和真は、くだらないとばかりにコーラを飲みながら適当に答える。
しかし遥はニヤリと笑って一言。
「だってさ絵梨。よかったね」
「え!?あたし?…よかったって…」
急に話題をふられた絵梨は、顔を真っ赤にして和真を見るが、目があったと同時に視線をそらす。
(何?そういう…こと?)
「…これからしますって言う方がおかしくね?」
「あーそうじゃなくて、告白するより前にできるかってこと」
うまく伝えられないもどかしさからか、姉である遥(はるか)は少し苛立ちを含めた口調で言う。
「相手も自分のこと好きそうだなーってわかってて、いい雰囲気になってたらイケそう?」
「別にイケんじゃん?」
やっと質問がゲームからきてるものだと気づいた和真は、くだらないとばかりにコーラを飲みながら適当に答える。
しかし遥はニヤリと笑って一言。
「だってさ絵梨。よかったね」
「え!?あたし?…よかったって…」
急に話題をふられた絵梨は、顔を真っ赤にして和真を見るが、目があったと同時に視線をそらす。
(何?そういう…こと?)