ナイト!
***
「まさか、東雲の人間だとは思いませんでした」
紫苑学院の理事長室。
今日も優雅で豪快な彼女ーー理事長は、不適な笑みを浮かべる。
「そうじゃろう。ほれ、これが彼女の本物の名簿じゃ」
渡されたのは七瀬 凛、もといい東雲 凛の学歴書。
「へぇ、まさかあの学校の出身だったんですね」
「さすが東雲の人間というかの。まあ、彼女には合わぬようじゃったが」
「でもこれをどうして俺に見せるんですか?俺は南雲側の人間でしょう」
「お主は生徒会の副会長だろう?生徒会は学校の中心であるのに知らない事があってはならぬからな」
「今までは教える気もなかったのにですか…」
「気まぐれじゃ」
オホホと笑う理事長は、ただ楽しんでるだけ。
「まさか、東雲の人間だとは思いませんでした」
紫苑学院の理事長室。
今日も優雅で豪快な彼女ーー理事長は、不適な笑みを浮かべる。
「そうじゃろう。ほれ、これが彼女の本物の名簿じゃ」
渡されたのは七瀬 凛、もといい東雲 凛の学歴書。
「へぇ、まさかあの学校の出身だったんですね」
「さすが東雲の人間というかの。まあ、彼女には合わぬようじゃったが」
「でもこれをどうして俺に見せるんですか?俺は南雲側の人間でしょう」
「お主は生徒会の副会長だろう?生徒会は学校の中心であるのに知らない事があってはならぬからな」
「今までは教える気もなかったのにですか…」
「気まぐれじゃ」
オホホと笑う理事長は、ただ楽しんでるだけ。