ナイト!




同い年だから、あたしの方が大人社会にいるんだから、とか、立ち向かえないわけではなかったけど、マサが持つ、怖いオーラには勝てない。



気迫に飲まれるとは、こういうことなのか…。




気づいた時には全身影で覆われていた。





「…やっ……」

「せっかくだから、楽しませろよ」

「んぐっ……」




空き部屋に無理やり連れて行かれ、床につき倒されたかと思ったら、マサは素早くあたしに跨ってきた。




「叫んでも助けにはこねーよ」



シャツのボタンをとられ、ブラジャーの上から胸を揉まれる。



「やめっ…いやっ!」



どう頑張っても男の人の力には勝てなくて、されるがまま。




「チッ、」



舌打ちをしたマサはあたしにキスをしてきた。




それは、強引でもなく、優しく。





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