ナイト!
学生達は数人部屋が用意されてあってそれは別の階、先生達は二人部屋でこれもまた別の階。
ここは理事長に渡されてるスイートルームのある階。
「お待ちしておりました、凛お嬢様」
「………ですよね」
ルームキーで部屋へ入ると、執事の坂口さんと専属メイド達。
そして明らかにここはスイートルーム。
「紫苑学院理事長より、我々も同行して良いとの事でしたので」
「はぁ…」
だからここ数日、みんな元気だったのか。
「本日はこの後当ホテルの総支配人が挨拶に来られます。そのあとはご予定もなくお寛ぎください」
「あっちは?」
「はい、マネージャーより現在トラブルなく行えているようです」
「そう、」
こっちに来ても、仕事あるのは変わらないかぁ…。