ナイト!
マサと吹雪くんは次は水鉄砲で遊び始めた。
「マサ、こっちでは辞めてくれる?濡れたら困るんだけど」
「おうよ!わかってらぁ!!」
そう言って順平くんの方を避けてねらってくるマサ。
「凛ちゃん、こっちー!」
「いや、ほんと、辞めて…」
二人から逃げるように、プールサイドを走り回る。
もちろん運動が得意な方では無いあたしが、敵うはずもなく、走れなくなるのは早かった。
「お前体力ねぇんだな」
「あなた達が異常なだけっ…」
ハァハァと息を整える。
もう存分に走った…。
「マサ、吹雪、ジュース飲みたい」
「あー。はいはい」
「買ってきますよ〜」
さっきの賭け事のバツゲームで、2人はジュースを買いに行った。
「今のうちに、休みなよ」
「う、うん…」
助けてくれた?